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zoom RSS 「何かご質問は?」に「ありません」と答える表現はなん?

<<   作成日時 : 2007/09/11 19:18   >>

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リンガ・エスプレッソのヤスロウです。

今回は基本的な表現に関する記事をお届けしたいと思います。ちなみに、タイトルの「なん」は関西弁で「何(なに)」が約まった形です。


英語において、何か一連の説明をした後、"Any questions?"と質問の有無を問うようなことはよくあります。これに「ありません」と答えるには?

ここで"Nothing."と言う人が多いのですが、これは誤りです。もちろん、相手の側に、英語をよくわかってない外国人が言ってることだから、という認識があれば、意図は汲み取ってもらえるでしょう。しかし、そうでなければ、「こいつ、俺の言ってることわからないのか?」と思うのが、ネイティブ・スピーカの自然な反応なのです。

では、正解はというと、"No."単独でも構いませんが、"No, I don't have any."や"No, I've got none."などと言えます。いずれの場合も"Thank you."や"Thanks."をつけるのが丁寧です。

もし"Nothing."という表現の背後にある発想はそのまま正しく一言にするなら、"None."になります。おお、奇しくもこの記事のタイトルそのものに答えがあった、ということですね!


実はこの記事はMixiの[言えそうで言えない英語。]コミュの「いらないです。or今はいいです。」というスレッドがネタのもとになっています。このスレッドを眺めると、"Nothing"でいいと(誤って)主張している人が複数人いますね。いかにこれがありがちな誤りであるかということと、Mixiに上がる情報がいかにあてにならないか、ということの証左ではないでしょうか。(後者については以前も予告したように、改めて別の記事で取り上げる予定です。)


ところで、"none"は英語の基本単語の一つでありながら、我々日本人にはなかなかピンとこない単語なのかもしれません。この語は発生的には"no one"から来ているので、"one"に対する理解が役に立ちます。

"One"は単数加算名詞を受ける代名詞です。ですので、発想の次元では"I don't have any questions."を"I have no questions."と言い換え、これを"one"を使って"I have no ones."(この文単独では非文法的)、これがさらに転じて"I have none."になったと理解することができます。

念のため言っておくと、発生的には"no one"から来ていても、今"no one"は「誰も〜ではない」という意味で使われますので、"none"をそのまま"no one"に置き換えることはできません。


さらに、なぜ"Nothing."でいい、という誤解があるのか考えてみましょう。確証はありませんが、私はこのように考えています。例えば、普段とは様子が違う人に対して、「どうしたの?」(関西弁ではこれも「なん?」ということがあります)という意味で、"What is it?"や"What's the matter?"と聞くことがあります。これの答えとして”Nothing."というのは正しいのです。これを誤って敷衍したのではないでしょうか?

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