|
リンガ・エスプレッソのヤスロウです。 友人たちのブログにもよく取り上げられていますから、日本でも徐々にじょじょに浸透してきているようですが、10月31日はハロウィーンでした。私は特に何もしませんでしたが、何かそれにちなんだことをされた方はいらっしますか? サム講師がハロウィーンにちなんで、"What is Halloween?", "The History of Halloween"の二つの記事を書いています。興味深いことを書いてくれてますので、是非ご覧下さい。ただし、彼女は前者の記事のレベルを初級、後者のを中級としていますが、私なら前者も中級とするところです。後者は中級の上くらいでしょうか。少し読むのに骨が折れるかもしれません。 さて、時代も便利になったもので、アメリカの映画やTV番組も日本からでも簡単に視聴できるようになりました。それを利用して英語の勉強に役立てようとしておられる方は多いのではないでしょうか? 効果的な方法だと私も思います。しかし、一口に「アメリカの映画やTV番組」と言っても、その種類はゴマンとあります。この記事では、どのようなタイプがそういう目的に適切かについて、私の個人的意見を述べてみましょう。想定しているのは、初級から中級までの英語力をお持ちの方です。上級の方は何でもありですから、私の意見などどうでもよろしいでしょう。 まず、日本で今流行っているというDesperate Housewivesや24。このブログでも「The Sopranos」で少し触れましたね。まずはこれから、とお考えの方は多いのではないかと思います。 Desperate Housewivesはまだ悪くないかと思うのですが、24の方は、上級の方以外には、英語学習の見地からに限ると、あまり適切ではないと思っています。24は、特殊な状況のドラマですから、使われている言葉も特殊です。仮にそれから表現を学んだとしても、どういう状況で使うべきか、ということが理解できてないと、トンチンカンな使い方をしてしまうかもしれません。トンチンカンなだけならまだしも、場合によっては非常に不適切になってしまうかもしれません。24は特に、その番組の特性上、罵り言葉多く使われていますから、気をつけていないと、そういう可能性は常にあります。 一般的に、日本人の英語学習者には、罵り言葉のインパクトの強さがちゃんと理解されてないのではないか、と私は常々思っています。おそらくは、なんとなくかっこよく見えるから、という理由で、意味もなく使いたがる人たちがいますが、こういった人たちは端から見ると自ら恥を晒しているだけです。気をつけましょう。 一般的に大人を対象としているドラマは、英語学習者にとっては難しくなる傾向があります。「綿棒」で触れたCSI:フランチャイズでも、専門用語がふんだんに使われています。実は、それらは聞き取れなくても、分からなくても構わないことが多いのですが、そういう判断は初級〜中級の方には難しいでしょう。重要度を判断して選択的に聴かないのもリスニングの大事な技術です。 上に述べた理由で、ファミリー向けのものがとっつきやすいでしょう。しかもその中でもsitcomがお勧めです。Sitcomとは"situation comedy"の略ですが、「コメディー・ドラマ」という意味なんだと考えて構いません。 Sitcomをお勧めするのには理由があります。というのは、普通のドラマと違い、ウケを取ることが大事ですから、役者は聞き取れるように発音してくれるからです。ただし、日本語での場合と同様、タイミングが大事ですから、早口になる傾向があります。 Sitcomならなんでもよい、というわけではありません。これもまた、外国人にとって、難易度は作品によりさまざまです。 しかしその中でもThe Bill Cosby Showなどは英語学習用によいかもしれませんね。主演を務めるコメディアンのBill Cosbyは特に非常にゆっくり喋ります。それでいてタイミングはバッチリでしっかり笑いを取るあたり、実に卓越した話術だと感心せずにおられません。 ただ、日本でこれのビデオなりDVDなりが入手できるかは私には分かりません。YouTubeにいろいろクリップが上がっていますので、興味がある方はご覧下さい。 そのほかにも、これまたかなり古くなりますが、Michael J. Foxの出世作となったFamily Ties (YouTube上のビデオ)などは分かりやすいんじゃないかと思います。 番組のトーンがこれと似通っている、Full House(YouTube上のビデオ)も悪くないと思います。私はこの作品にはあまり詳しくないのですが。これはNHKでも放送されたようですから、日本でもご覧になれるでしょう。 さらに古い、「奥様は魔女」(Bewitched)も決して悪くありません。これについては「地上最強の美女」で触れましたし、サム講師も自分のブログで記事を書いています。確かに最初の放映から40年以上経った今、使われている英語に古臭さを感じることがないではありませんが、まだまだいけます。こちらのTV局ではまだよく再放送されています。 日本ではWOWOW等で放映されたらしいFriendsは、上に上げたFull House, The Cosby Show, Family Tiesに比べると難易度は上がります。これらが対象年齢層が高いからです。そのためユーモアを理解するための前提知識についてより多く求められていいます。個人的にはあまりこの番組は好きではありません。最初は悪くないと思っていたのですが、途中から飽きました。 もしSeinfeld (YouTube上のビデオ)が見られるのならこれもお勧めです。 主人公のJerry Seinfeldを演じるJerry Seinfeldは、不自然なくらい非常に明瞭に発声します。ユーモアのセンスも卓越しており、アメリカのsitcomの中では今までの最高峰と言ってよいかと思います。 現在もアメリカでDVDのリリースが続いていますから、日本でも手に入るのではないでしょうか? いろいろ思いつくまま上げてみましたが、漏らしてしまったいい番組も多いと思います。最初にお断りしたように、これはあくまで私の個人的意見で、実際私の趣味が出ています(コメディー志向)。今は日本でもDVD等でさまざまな番組が視聴できますから、ご自身の趣味に合うのをお探しになるのが一番かと思います。英語の勉強はさておき面白い、と自分が感じられるものを選ぶのが長続きのコツでしょうから。 |
| << 前記事(2007/10/29) | トップへ | 後記事(2007/11/04)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|---|
SeinfeldのBee Movie
リンガ・エスプレッソのヤスロウです。 「アメリカの映画やTV番組を見て英語を勉強する」でコメディアンのJerry Seinfeldについて触れましたが、彼のsitcom Seinfeld終了後9年後にして、初めて彼が公にエンタテーメント界に復帰する第一弾、Bee Movieを、ちょうど友人の誕生日だった11月6日に一緒に見てきました。この映画はタイトル通り、蜂が主人公の話なのですが、実はこのタイトルには趣深い由来があります。4年前に、スピルバーグ監督にJerryが冗談で、蜂(bee)のC... ...続きを見る |
リンガ・エスプレッソ何でも係の奮闘記 2007/11/11 10:55 |
流暢さと発話の速さ
リンガ・エスプレッソのヤスロウです。 英語学習の目標を、「ネイティブ・スピーカのように話せるように」という方は多くいらっしゃいます。といっても、よく考えてみるとこの一見単純な目標はさまざまな技能を内包しており、そのうちどれを重視しているかは、個々人によって違うのではないかと想像します。とはいえ、その一つの重要な側面は「流暢さ」でしょう。さて、ここで私からの質問ですが、「流暢さ」とは、「速く喋ること」だとなんとなく思ってしまっている方はおられませんか?確かに速く喋ることが出来れば、(発音・... ...続きを見る |
リンガ・エスプレッソ何でも係の奮闘記 2007/11/19 00:45 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2007/10/29) | トップへ | 後記事(2007/11/04)>> |