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zoom RSS 学校英語に対する批判と「〜すべき」

<<   作成日時 : 2007/11/28 11:16   >>

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リンガ・エスプレッソのヤスロウです。

遅ればせながら、ですが、携帯電話からのアクセスを想定したウェブサイトを用意しました。m.LinguaEspresso.comです。このURL用のQRコードも用意し、このブログでも右側のサイドバーに表示されるようにしました。QRコードのデコード機能つきの携帯電話をお持ちの方は、うまく動くかご確認いただけると幸いです。私自身はQRコードを利用したことが全くないので、とても不安です。なお、サイドバーの一番下に表示されているQRコードは、このブログのURLで、上記ウェブサイトのとは異なりますのでご注意ください。

「ウェブサイト」を「用意した」なんて言うと大そうに聞こえますが、実は単にGoogleの自動変換サービスを利用しているだけで、中身は今までの「PCサイト」そのままなんですけどね。なので、内容がしかるべく変換されないところもあるかもしれません。


さて、今回は日本の学校英語に対する批判について。

日本の学校英語を批判する人は多くいます。問題点があるのも事実です。しかし結論から言うと、学校英語の問題点は、不足している点があることで、不必要な余計なことをしていることではないと私は考えています。不足している点とは、具体的にはまずは正しい発音の訓練。もちろん、会話の訓練もそれに含められるでしょう。

しかし、学校英語で不必要な要素はあるでしょうか?読解も、語彙も、文法も、私は皆必要だと思います。ああ、英文和訳に力を入れすぎるのは確かに余計かもしれません。しかしそれでも、英文が正しく理解できているかを確かめるためにはある程度はやむをえないという気がします。

母国語を一切使わない、ダイレクト・メソッドという教授法もあり、ベルリッツで実際に採用されていますが、中学から英語学習を始めるのが前提であれば、ダイレクト・メソッドが本当に効率的かは私は疑わしいと思っています。

したがって、学校英語を否定して、何か別のドリーム・メソッドにすがるのではなく、学校英語を大事にしつつ、不足しているところを補ってやるのが、日本の典型的な英語教育を受けた人にとってベストな策だと思われます。

特に文法を軽視するのは愚の骨頂でしょう。本当にマトモな英文を自力で生成するには、しっかりした文法の知識は必須です。もちろん、そういうレベルを目指している人やそのレベルに既にある人は、そのような愚かな意見は持っていません。「自分が英語ができないのは学校英語が悪い」と主張する人は、多くの場合、単に責任を他に転嫁しているだけだと私は思っています。


上で述べたのは大局的見地から見たときの話ですが、そうではなく、細かいレベルで見ると、日本の中学・高校で一般的に教えられている英語に、必ずしも正しくないことがいろいろと紛れ込んでいるのも事実です。このブログでもそれを指摘するような記事を何度も書いています。例えば、「"How Are You?"の答え方」、「英語で『横になる』ときに知っておきたいこと」、「動物の代名詞での受け方と『モンスターズ・インク』」、などで。ここではさらにもう一つご紹介しましょう。


日本では"should"や"had better"を「〜すべき」という意味だと教えます。これは100%間違いとは言えないものの、かなりそれに近いのです。"Should"や"had better"のニュアンスは、「〜しろ」の一歩手前で、軽く提案する場合には使えません。これらは、学校の先生が生徒に何かを提案するときのような場合に使われる表現で、発言者はそういう内容の発言をして当然であるような地位にある、ないしは権威がある、というような含みがあります。

では、そういう状況ではない場合に、どう言えばいいかというと、"You may want to 〜" あるいはさらに仮定法を用いて "You might want to 〜" となります。あるいは、"Why not 〜 ?", "Why don't you 〜?" という表現でもいいですね。これはニュートラルな表現で、どのような状況でも使えます。

特に最初の二つは、会話で非常によく使われるのにも関わらず学校英語ではまずとりあげられないと思います。これら表現は覚えておく価値があります。


Mixiの[役に立つ英語表現を覚えよう!]コミュの「学校で習った表現と違う言い方のほうが一般的な英語」というスレッドに投稿した記事を元にしています。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
文法を軽視するのは愚の骨頂・・ですよね〜、どうかすると、英会話だから、文法の勉強はいらない等とおっしゃる方々もいらっしゃいまして・・ヤスロウさんの言葉を借りて説得するのがよさそうですね <(_ _)>
生徒には、You should ..友人には、Why don't you ..で
yellow
2007/11/30 23:30
文法を軽視するような人はまずまともな英文が書けないですし、話せません。話すことについては、表面的な流暢さで、よくわからない人はごまかされてしまうのかもしれませんが、きちんと教養を受けたネイティブスピーカからは疑いようのない形ではっきりわかります。

ちなみに、"should"は先生から生徒へは一応OKなのですが、それでも生徒が大学生くらいになると、先生の側も"should"を使うことは滅多にないなるように思います。私はそこらへんのさじ加減に自信がないので、もし私が先生になって英語で教えるのだとすると、どういう相手であれ、まず"should"は使わないですね。
ヤスロウ
2007/12/01 07:51
成る程・・今まで結構 ”should ”使ってたかも・・(汗)、やはり気分としては上から物を言ってる時ですね・・どういう相手であれ、封印します。<(_ _)>
このブログではよく<(_ _)>してますね・・反省しきりです。
yellow
2007/12/01 09:37
どの場面で"should"が許されるか、というのは判断が難しいです。"should"を使ってしまいそうな場面で、代わりに安全に使えるのは"need"です。

おそらく、"should"が問題になるのは、それが判断を含んでいるからです。自分のことに関して使うのは問題がないのですが、他人に対して使うときは、他人のことについて勝手に判断を下しているということになるため、それで個人主義が徹底しているアメリカ文化では疎まれるのではないかと想像しています。(相手も明らかに同意しそうなことに対しては使えます。例えば、相手が明らかにひどい病気の症状を呈しているのに、無理して働いている。そのときに、友人として"You should go see a doctor."というのはありなんです。)

それに対して、"need"は必要性を客観的に事実として伝えているニュアンスです。なので受け入れやすいのでしょう。
ヤスロウ
2007/12/01 10:04
そういう、微妙な感覚みたいなものを掴むのが難しいのね、need の方が威圧的に思ってました。難しい!
yellow
2007/12/01 11:03
確かにそうですね。いつかもっと詳しく掘り下げた記事を改めて書いた方がいいかもしれませんね。
ヤスロウ
2007/12/01 11:34

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