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zoom RSS アメリカのSNS事情と英語学習への利用

<<   作成日時 : 2007/11/22 00:08   >>

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リンガ・エスプレッソのヤスロウです。

このブログを私のMixiのプロフィール経由でご覧になっている方も多いのではないかと思います。このMixiはソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Network Service, SNS)の一つに数えられます。今回はアメリカのSNS事情についてお話しましょう。また、それをどう英語学習に生かすことができるかについても触れます。


アメリカのSNSのシェアについて、私が探した範囲でもっとも新しいデータは、TechCrunchに掲載された記事にあります。最初の表は成長率によるランキングですので、シェアについては2番目の表をご覧になってください。

これを見ますと、やはり現時点で首位にあるのはMyspaceです。2位にGoogleに買収されたBlogger、3位に僅差でFacebookがつけています。ユニーク・ビジター数で見ると、1位と2、3位には倍以上の差があります。しかし、最初の表の成長率を見ると、Facebookは129%で、FacebookがMyspaceを猛攻していると広く認識されています。とはいえ、Myspaceもまだ23%という成長率を維持しており、ここまで成長していながらまだ飽和状態に達してないというのはそれはそれで驚きです。

私も個人レベルでFacebookの普及ぶりを感じています。というのは、ここ最近の数ヶ月で、Facebookで繋がりましょう、という趣旨のメッセージをもらうことが急に増えたからです。


いざFacebookを使い出してみると、人気があることがうなづけます。というのは、Facebookでは各種の「アプリケーション」を追加することができるからです。これはFacebookの自分のプロフィール上でのみ有効なのですが、さまざまな興味深いものが用意されており、それがFacebookのユーザ体験をより刺激的にしていることは間違いありません。

これはFacebookが、今年初めにAPIを公開し、サードパーティーによるアプリケーション開発を可能にしたことで起こったことです。これに対して、SNSとして先行するMyspaceがどう対抗措置を講ずるか、興味津々だったのですが、今月初めにGoogleが主導するSNS向け共通APIに賛同する、という大胆な手に出ました。ここに来て今後のSNS勢力争いはどう動くが全く見当がつけられなくなった気がします。

実はこの共通APIにはMixiも賛同しており、つまりいずれはFacebookと同様、アプリ追加などがMixi上で可能になるということを意味しています。楽しみですね。


さてこのMyspaceですが、ちょうど1年程前に日本上陸を果たしています。ちゃんと日本語化されていますが、実際普及しているのでしょうか?具体的なデータは見つからなかったのですが、少なくともMixiの優位を脅かすような存在にはなってないように思います。

これは2年前に韓国から鳴り物入りで登場したサイワールドについても同様だと思われます。

SNSは単なるブログサービスなどと違い、文化の違いが顕著に現われます。日本の文化に密着したサービス形態ではないと、やはり日本人には受け入れられない、ということではないでしょうか。

ここで、Mixi文化と、Myspace文化を顕著な違いを列挙してみましょう。

  • Mixiでは「顔見せ」している人は少数派ですが、Myspaceでは絶対的に多数派です。それだけではなく、特に若い女の子はあられもない姿で自分のセクシーさをアピールするのが普通です。
  • Mixiではプロフィールで自分のことを具体的に詳細に書く人は少数派なのに対し、Myspaceではくどいほど自分を主張するのが普通です。
  • Mixiは招待制なのに対し、Myspaceはメールアドレスさえあれば招待なしに誰でも加入できます。
  • Myspaceではミュージシャン、コメディアン、タレント、政治家、などがおのおののアジェンダをプロモーションをするのに活発に利用されています(ティラ・テキーラはその典型例)。一方、Mixiは利用規約で商用利用を禁じているため、少なくともMyspaceのようにおおっぴらには行われていません。
  • Myspace(に限らずアメリカのSNS一般)はリクルータが適材を探すのに使われたり、雇用者が求職者のバックグラウンド・チェックをするのに使われています。また、うかつに職場の内情をSNS上で暴露してそれが理由で首になった人も多くいます(本人は単に愚痴っているだけのつもりでも)。職場での嘘がばれる危険性も認識すべきでしょう(最近もFacebookでそういうケースがありました)。一方、Mixiはそういった利用法はあまりされてないように思います。

どうですか、あなたはMyspace文化に馴染めますか?


では最後にMyspaceやFacebookなど、米国のSNSを英語学習にうまく利用できるか考えてみましょう。

結論から言うと、有効に利用できると私は考えています。ただし、辛抱が必要になります。

アメリカの若年層は、日本のアニメの普及などにより、日本文化に大いに興味を持っています。ですので、プロフィールやブログで彼らにとって興味深いことを書いていれば、こちらから動かなくても向こうからコンタクトを取ってくることは十分考えられます。(実際、私のMyspace上の「友達」の半数は向こうからコンタクトを取ってきました。)また、そういった人たちに対する露出を上げたければ、日本文化に関するグループ(Mixiのコミュニティー相当)に属して、グループのフォーラムに何かメッセージを投稿するのもよいでしょう。


ただ、これははっきり念頭におくべきだと思うのですが、仮にそうやってアメリカ人の「友人」が得られたとして、彼らに自分の英文を事細かに直してもらうことは期待できません

もちろん、「私の英語を改善するのを手伝ってくれる?」と頼めば、快く了承してくれるかもしれません。しかしその際も、相手はおそらく一言、二言で済むような簡単なコメントを想定している、と考えておいた方がよいと思います。

彼らはあなたの英語を直したいなどとは思っていません。これは相手の立場に立てばむしろ当然ではないでしょうか?それは一つには単純に、非常に手間だからです。外国人が書いたトンチンカンな日本語文を直したことがある経験がありますか?あれば、どなたでもそれがいかに苦痛かご存知のはずです。特に、誤りの理由を説明しようとでもしたら、頭を壁にぶつけたくなるほど悩むかもしれません。その説明自身も非常に簡単に、かつ分かりやすくしないと、相手には伝わらないわけですし。

もう一つの理由は、それなりに意図が通じればそれ以上はあまり拘らない人が多いからです。アメリカ人は外国人の変な英語に対してかなり寛容です。それは移民慣れしているからでしょう。それに加えて、人の誤りを面と向かって指摘することに対する気後れもあります。いくらかでも誤りを指摘してくれたらそれだけでもありがたいと思いましょう。

また、仮に幸運にもそういう人が得られたとしても、その人自身にどの程度ちゃんとした英語に関する知識があるかを評価するのをお忘れなく。ネイティブ・スピーカだからといって、その人の英語に関する知識を盲信することの危険性は、過去に述べました。

余談ですが、もし、きちんとした教養のあるネイティブ・スピーカにとことん自分の英語を直してもらいたければ、それはやはりしかるべき対価を支払ってそういったサービスを受けるしかないのではないかと思います。リンガ・エスプレッソの上級の生徒さんには、そういう方がおられます。実は私自身は今までそういうことをしてもらった経験は一度もなく、そういう意味でそういう生徒さんはうらやましいというのが正直な気分です。


英作文を日常的にすることは英語の学習の手段として非常に有用です。英会話の訓練いうと、実際に喋ることが大事だと一般に思われており、それはもちろん誤りではありません。しかし、英作文も非常に有効です。その有効性はもっと強調されてしかるべきではないかと私は常々思っています。

Mixiの日記をそういう目的に利用している人もいますが、どうせなら、ネイティブ・スピーカに読まれる可能性がより高いという理由で、私はMyspaceやFacebookを利用することは一考に価するでしょう。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
自己アピールを優先し、自分の意見を発信する文化と謙虚さを美徳とし、個人的意見の発信を忌み嫌う文化、一長一短ではありますが、私にはMyspaceは馴染めません。沢山の物の中から選択する自由はこちらにある訳で、自分に合ったいい物を選んで行きたいです。英語学習への利用、ネイティブの知識云々に関しては、一時誰の言う事も信じられなくなっていました、自分の耳は勿論、語学書のたぐいも含めて、ネイティブはネイティブであるそれだけで、間違いも冗談で済むかもしれませんが、こちらはそうはいきません・・
何をどう利用すべきか、思案の時です。
yellow
2007/11/22 09:39
そういうときこそ、リンガ・エスプレッソで研鑚する、というのはどうでしょう?

今お買い得だよ、奥さんっ!
(って市場の八百屋じゃないんだから。)
ヤスロウ
2007/11/22 09:44
あ〜!!反則!
 こんなところでお店出しちゃいけませんよ
八百屋さんじゃないんだから(*≧m≦*)
yellow
2007/11/22 22:29
八百屋だったら、「奥さん」とわかっていても、「お嬢さん」と呼ばないと駄目ですよね。

「お嬢さん、今日お買い得になってるよっ!」
「まぁ、八百屋さんたら、『お嬢さん』だなんて、お上手。」

という感じでしょうか。

英語と全然関係ありませんが。:)
ヤスロウ
2007/11/23 11:03

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