リンガ・エスプレッソ何でも係の奮闘記

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zoom RSS うかつに『顔色悪いよ』と言ってはならないわけ

<<   作成日時 : 2010/01/15 10:35   >>

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リンガ・エスプレッソのヤスロウです。

遅くなってしまいましたが、これが2010年初めての記事となります。今さらながらですが、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします!


さて、この記事では、アメリカ人相手にうかつに「顔色悪いよ」と言ってはならないわけについてお話したいと思います。

日本の学校なり職場なりで、学友や同僚に会ったとき、彼の顔色が悪かったとしましょう。あなたならどうしますか?「顔色悪いよ。どうかしたの?大丈夫?」というような言葉が自然に出てくるのではないでしょうか。もちろんこれはあなたが彼のことを気遣っているからで、感謝されることこそあれ、悪く取られることはないでしょう。

ところが、アメリカではこのような発言は気をつける必要があります。なぜでしょう?

アメリカ人は自分がどう他人の目に映るかを非常に気にします。その観点から、自分の顔色が悪い、ということは自分の弱点だと考えます。なので、それを指摘されるということを、自分の弱点を指摘し非難している、というふうに解釈するかもしれないのです。そのため、攻撃的反応を引き出すことすらありえます。


それはいくらなんでもないだろう、とお思いになる方もいらっしゃるでしょう。ですので、私に実際に起こったことをお話しましょう。

これは数年前、まだ私がこのことを理解していない頃に起こりました。私が通う近くのジムがあるのですが、ここの受付にいるスタッフに、ひどく疲れ顔の女性がいました。詳しくは覚えてないのですが、私はおそらく元気なときの彼女を見る機会があったなどの理由で、それが単にそういう顔つきというのではなく、実際に疲労からそういうふうに見えるということを確信していました。ですので、疲れ顔の彼女に会うたび、「疲れているようだけど、大丈夫?」と、こちらとしては親切心のつもりで、声をかけていました。

ところが。

その日はたまたま彼女のムシの居所が悪かったのかもしれません。ある日そう声をかけたとき、彼女は、突然、「私はここだけでなく他のところでも働いているし、夜遅くまで遊び歩くこともある。だから疲れて見えることがあってもそれはしかたがない。」、と結構な剣幕で反応し、私は本当にびっくりしました。明らかに彼女は私が彼女のことを非難していると取っていたのです。私にそんなつもりがかけらもなかったことは言うまでもないでしょう。

もちろん、これはさすがに極端な例でしょう。おそらく通常はそこまで至らないと思われます。しかし逆に至らないからこそ、なおのこと気づきにくく、より注意が必要だともいえます。自分では気づかないまま、微妙な不快感を与えているのかもしれないのです。

一般には、あなたとその人との関係の近さ・遠さや、その人のものの考え方にも大きく依存します。ですので、いつも悪く取られるとは限りませんが、日本人同士で話題に上げるように軽軽しく取上げることは避けることを私はお勧めしたいと思います。「大丈夫かな?」、と思っても、相手が自ら持ち出すのを待つのが賢明でしょう。

これについて、リンガ・エスプレッソのスタッフではありませんが、私がときどき助言を得ているESLの専門家のアメリカ人女性と話をする機会がかつてありました。彼女はこちらの大学でESLのクラスを担当しています。彼女もクラスで外国人留学生、特にアジアからの留学生が、顔色云々のコメントを軽々とする、と言っていました。彼らに悪気があるわけではないことは分かっているので、特に気にしないけど、とも。


根っこが共通する話は、「"How Are You?"の答え方」でもお話しましたね。まだご覧になってない方は、是非こちらもご覧下さい。

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