SeinfeldのBee Movie

リンガ・エスプレッソのヤスロウです。

東京は寒いと聞きますがお元気でしょうか?シアトルの冬の天候については既にお話しましたが、ここ二、三日は日中意外と晴れ間が見えて暖かく、上着が要らないくらいでした。


アメリカの映画やTV番組を見て英語を勉強する」でコメディアンのJerry Seinfeldについて触れましたが、彼のsitcom Seinfeld終了後9年を経て、初めて彼が公にエンタテーメント界に復帰する第一弾、Bee Movieを、ちょうど友人の誕生日だった11月6日に一緒に見てきました。

この映画はタイトル通り、蜂が主人公の話なのですが、実はこのタイトルには趣深い由来があります。4年前に、スピルバーグ監督にJerryが、蜂(bee)のCG映画を作って、Bee Movieというタイトルをつけたら、と言ったわけです。ここで"Bee Movie"というのは"B movie"(B級映画)にかけています。つまり単なる駄洒落ですが、スピルバーグがこの話をまに受けて、結果的として本当に映画になってしまいました。このいきさつなど、Jerryの復帰とこの映画についてはTime誌の記事をご覧下さい。

映画としての評価は、私はその名にたがわずBだと思います。しかも、内輪うけに近い部分もあり、アメリカのエンタテーメント事情にある程度明るくないと面白さが分からないと思われるところも多くありました。

例えば、Jerry演ずる蜂が、ジャンボジェット機を操縦することについて、「ジョン・トラボルタだって操縦できるんだろ?難しいわけないじゃん!(How hard can it be?)」というシーンがあるのですが、これは実際ジョン・トラボルタがジャンボジェット機の操縦資格を持っているのみならず、個人でジャンボジェット機を一台所有している(!)ということを知らないと、面白くはないでしょう。


この映画の声の出演者はなかなか面白い取り合わせになっています。まず、ヒロインを演じたのは、「ブリジット・ジョーンズの日記」で有名になったRenée Zellweger(彼女の名前をどう読むかについては「『ビヨンセ』ではなく『ビヨンセィ』」をご覧下さい)。その他、日本人にも馴染みがある人というと、CNNのLarry King Liveで有名なLarry King、ミュージシャンのStingなども。あと、アメリカ人ならまず誰でも知っているコメディアンのChris Rock、カリスマ トークショーホスト(アメリカ版みのもんた?)のOprah Winfrey、そしてコミカルな役で多数の映画・TV番組に出演歴のあるJohn Goodman。John Goodmanについては、Pixarの名作Monsters, Inc.で主人公Sullivanの声を演じた、というと通りがよいのでしょうか?Seinfeldのファンとしては、この番組でエキセントリックなCosmo Kramerを演じた、Michael Richardsもちょい役で出ていたのもうれしいところです。


ところで、私も今まで知らなかったのですが、Seinfeldのシリーズが終わるときには、Time誌のカバー・ストーリにまでなりました(US版1998年1月12日号)。これだけでもSeinfeldがいかにアメリカ人一般に影響が大きかったがわかるのではないでしょうか。


さて、話は全然変わって、NBCのTVドラマHeroesをご存知でしょうか?日本でもこのほど放映されるようになったようです。

登場人物の一人の日本人ヒロを演じるマシ・オカはアメリカでも人気を集めており、実はサム講師も大ファンです。

彼について意外なニュースが。マサチューセッツ工科大学(MIT)のニコラス・ネグロポンテ教授の提唱で始まった、「子供一人にノートPC一台を」(One Laptop per Child(OLPC))という、途上国の子供の教育を支援するプロジェクトがあるのですが、マシ・オカがこのプロジェクトの世界大使に任命されたとのこと。どういうつながりでそうなったのか少し不思議に思わずにはおられませんが、彼のファンなら知っておきたいトリビアでしょう。

OLPCそのものについては、そのノートPC"XO"がついに量産体制に入ったようで、大変喜ばしいことだと思っています。

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