男性下着の「ボクサー」は"boxers"にあらず

リンガ・エスプレッソのヤスロウです。

皆様、ご無沙汰してしまってすみません。前回の記事から三ヵ月半ほど間があいてしまいました。いくつか理由があるのですが、最大の理由は講師のリクルーティングで苦労していたからです。我々のリクルーティングのやり方については、この記事から始まる6回シリーズで詳しくご説明しましたが、今回は今までになく苦労しました。資格も申し分なく、特に問題点も見当たらず、もうほぼ採用決定のつもりで面接し、念のため模擬レッスンをしてもらったら、全くの問題外で唖然としつつ不採用にしたこともあります。これには非常にがっかりしました。なかなか思うようには行かないものですね。もう少し採用したいつもりはあるのですが、今のところ一名のみ採用しています。ジェニファーは元気いっぱいの新入りで、既に何名かの生徒さんの指導に当たっています。是非応援してあげてください。


さて、ナリナリドットコムというサイトで、さる調査をベースに男性が好む下着のタイプについて論じています。皆さんはどうですか?「僕さぁ、やっぱりボクサー」…きましたね。お約束。ありがとうございます。

肉食系は「ボクサー」で草食系は「トランクス」…というのが結論のようですが、それはさておき、この記事ではこの男性用下着を英語(米語)でどう表現するか、というお話をしましょう。

「まず、『ブリーフ』は"briefs"でしょう?」…はい、ご名答。その通りです。ちゃんと複数形になっているところも抜け目がありませんね。:) ズボンと基本的に同様の形状の穿く衣類(スカートなどは当然除かれます)が、英語では基本的に複数形で扱われ、「一着」、「二着」…というのは、"a pair of .....", "two pairs of ... "というふうに表現されることは大丈夫ですよね?じゃ、ブラはどうなの?というふうに発想が飛んでしまった(私のような性格の)方は、「ブラ その4」をご覧下さい。このブラシリーズは私の乳魂、いや、入魂の作で、まだの方は是非「その1」から読んで頂きたいと思います。

男性用下着に話を戻して、次に「トランクス」はいかがでしょう?"Trunks"でしょうか。実はアメリカ英語で下着に関して"trunks"という語を使うことはありません。イギリス英語ではあるのかもしれませんが、私は自信をもって言えませんのでアメリカ英語に話を限定します。では、アメリカ英語で「トランクス」をどういうかというと、これは"boxer shorts"、あるいはさらに簡単に"boxers"なんです。

これには驚かれる方も多いのではないかと思います。というのは、日本語で「ボクサー」と呼ばれる男性用下着がありますが、これは"boxers"、つまり「トランクス」とは違うタイプだからです。

では、日本語の「ボクサー」はどうアメリカ英語で言うのかというと、これが"boxer briefs"です。つまり、英語の感覚では、男性用下着には基本的に2種類あるのです。裾が脚にぴったりフィットするbriefsと、そうでないshortsです。そして、「ボクサー」こと "boxer briefs" は、 "briefs" の一種類なのです。日本語の「ボクサー」と英語での "boxers" は実は違う種類の男性下着を指す、ということがご理解いただけたでしょうか?気をつけていないと混同しやすい点ではないかと思います。もっとも、お店で買い物する際は、実物を見ながら選ぶわけですから、正しい呼称を知らなくても問題にはならないかもしれません。

"Briefs"の中にもいろいろ形状のバリエーションがあるわけで、"bikini briefs"や、さらに"string bikini briefs"(横の部分がひも状になっているもの)といったものがあります。興味のある方は、下着メーカとして有名なHanesのウェブサイトで様々な種類の男性下着をご覧になってください。


さて、下着に関して、もしろい表現を一つご紹介して、この記事を終えましょう。"ride up"という動詞句があります。これは、下着があるべき場所からずり上がってしまうことを意味するのですが、そういった説明では我々にはピンときませんね。これを我々は日本語では「(下着が)食い込む」と表現しますね。

私はこれを非常に興味深く思います。なぜなら、同じ現象を表現するのに、英語と日本語で表現の着目点が違うからです。

動詞句から転じて"ride-up"で名詞としても使われます。また、これら表現は男女の別なく使えますので、英語を話す機会があったときには、是非使ってみましょう!相手が返答に困ること間違いなしです!

そういえば、先日The Late Late Show with Craig Fergusonという深夜トーク番組で、司会のCraigが番組冒頭の一人しゃべり(monologue)で、"thong"(Tバック)に話が及び、"... In fact, I am wearing one right now. Oh, it's riding up on me." というなことを言っていました。この"on"はいわゆる「迷惑のon」ですね。

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この記事へのコメント

こういち
2009年09月18日 23:49
ride-upにも感動しましたが、それよりもブラの記事があったことに感動しました。第一回を読ませて頂いて、また感動しています。
ブラ・フィッティングのリンクにあるモデルの女の子がすごい好みです。
2009年09月19日 05:44
ああ、そういう女性がお好みですか、こういちさん。

確かにこれら記事はこういちさんの興味にピッタリ合っていたかもしれませんね。

早速のコメントどうもありがとうございます!

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