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zoom RSS 典型的な病人食は?

<<   作成日時 : 2009/10/21 08:50   >>

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リンガ・エスプレッソのヤスロウです。

皆さんお元気でしょうか?実は私は今病気です。先週の土曜日にジムで友人と一緒に格闘技のペア練習をしたのですが、そのとき彼が、まだ風邪から抜けきってない、と言っていました。そこでおそらく移されたのでしょう。日曜日、月曜日は完全に一日中寝込んでました。今日(こちらではまだ火曜日)に少し起き出すようになりましたが、まだ完全回復まで時間がかかりそうです。


さて、この記事では、典型的な病人食について、彼我の違いをお話したいと思います。

我々にとって、典型的な病人食というとなんでしょうか?多くの人がを思い浮かべるのではないかと思います。

粥は、炊いたご飯に比べて、さらに熱による炭水化物の分解が進んでいるため、消化・吸収しやすく、病人食として実際理にかなっているといえます。私が小学校6年生のときに、虫垂炎で入院したときも、手術後最初に出てきた食事が重湯(おもゆ)でした。これは粥の上澄み液です。ひどくまずかったことを覚えています。それでも、周りの人たち(両親や同室の入院患者さん)に、早く治りたかったら食べないと、と促されて、頑張って食べました。

ところで、私が生れ育った神戸では、粥のことを、「お粥さん」、しかも、「おかゆさん」ではなく、「おかさん」と言っていたような気がするのですが、そんなことはありませんか?うちの母と母方の祖母だけかもしれませんが…。


さて、アメリカにおいて、我々の粥に相当する定番の病人食というと何になるのでしょう?答えはチキン・スープ (chicken soup)です。今病気、というと、「チキン・スープを食べて早くよくなって」、というのがある種お決まりの反応です。こちらのチキン・スープは、小型のパスタが入っていることが多いようです。写真はWikimedia Commonsより

では、チキン・スープは実際病人食として特に優れているのでしょうか?About.com上の記事では、いくつか考えられる理由を挙げていますが、その一方それらがスープ全般に当たることも認めています。Wikipediaの該当項目では、炎症を抑えるかもしれない物質がチキン・スープ内に見つかっているものの、それが実際効果があるかは疑わしい、としています。

ところで、日本語版を作るさい、日本語での「アバウト」という語の否定的含意を避けるため、意図的に「オールアバウト」という名前を採用したのですが、About.comはAllAbout.co.jpのオリジナルです。


"Chicken soup"という表現には、弱った人の滋養になる、という連想がありますので、本のシリーズのタイトルとしても使われていますChicken Soup for the Soulシリーズ(Wikipedia)は. 既にそのシリーズ下で100タイトル以上が出版された、大ヒットシリーズと言ってよいでしょう。

私も知人に一冊貰って持っていますが、葉書大ほどの小型本で、短い、考えさせられる話、あるいは胸を打つような話、がたくさん載っています。


さて、話を粥に戻します。これはどう英語で表現すればよいのでしょう?

こちらの和食レストランで粥を出しているのは見たことがありません。もっとも、私のような貧乏人にとって和食レストランで食事するなど、よほどのことがなければないわけで、実際には出している店もあるのかもしれません(可能性は低いと思いますが)。ただ、中華料理屋では、出している店がときどきあります。そういった店では、congeeと呼んでいます。

こういった店で出すcongeeは、日本の粥と非常に似通っていますが、生姜(しょうが)が入っていることが違う点でしょうか。漢方では生姜は体を温めるとされているようで、漢方薬を自分で作るときにも、フレッシュな生姜を入れるよう指示されることがありますから、そういう点でも体によいのかもしれません。具には、ピータン(皮蛋)のような、いかにも中華の食材が使われることがあります。

私は以前体を壊して、揚げ物など脂っこいものが一切食べられなくなった時期があるのですが、その頃はcongeeばかり食べてました。そういう選択肢があったことは当時非常にありがたかったです。


では、"congee"と言えば通じるのか、というと残念ながらそうではありません。この語は一般的に知られているとは言えず、この語を使っても、「それ何?」と聞かれてしまう可能性が高いでしょう。

ではどうするか?Porridgeという料理があります。これはオート麦から作られたお粥風料理ですので、"rice porridge"と言ってしまうのが一つの手です。アメリカ南部ではgritsという、とうもろこしから作られた同様の料理がありますので、これと比較するのも一つの手でしょう。

ただ、porridgeは牛乳を使って作られていたり、砂糖が入っていたり、と、我々の粥のイメージからは根幹の部分でずれる点がありますので、今ひとつしっくりこないのも事実です。それでも実際上は、説明する上では最も通りがよいように思います。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
長いこと日記をチェックしていなかったので病気で寝込んでいたとは知りませんでした。
調子はどうですか? 
季節の変わり目だからかやはり体調を崩している人が
多いですね、私も一時「これは危ないかも」と思ったことがありましたが、なんとか風邪を引かずに済みました。(私の場合、卵とじスープに黒コショウ、ニラ、カイエンペッパーをたっぷり入れたものを食べて菌を
殺し(?)ました)
お大事に。
礼子
2009/10/24 05:29
お気遣いありがとうございます。ともかく起き上がって座り仕事はぼちぼちながらできる状態ですので、まだ不幸中の幸いですが、回復まで時間がかかりそうです。
ヤスロウ
2009/10/24 09:46

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